新しいVCT 2027の構成がもうすぐ運用開始されます!まだご存知でなかった方はこちらの記事をお読みください。
簡単におさらいすると、Stage 1とStage 2のトーナメントが、Masters ValenciaやChampions Austinのような世界大会につながる2つの「Cups」に置き換えられるということです。

Masters Seoulへの出場権が懸かった年の始めのKickoffトーナメントは継続されますが、さらに各地域に新たなKickoff予選が追加されるのです。
しかしそれ以上に重要なのは、地域のオープン戦が導入され、私たちの地域にもより多くのVALORANT Esportsへの挑戦の機会が直接もたらされることです!
過去数年の状況を見ていて、私たちはそれぞれの地元にはたくさんのスターが隠れており、彼らに必要なのは実力を証明するチャンスだけなのだということに気づいていました。
ですから2027年にVCTにもたらされる変化は、真に開かれた実力主義のエコシステムを実現するためのものなのです。その環境の中では、非パートナーチームやPremierのチームにも頂点を目指すチャンスが与えられます。
これがAPACにとっていったい何を意味するのか皆さん気になっていると思いますので、早速説明に取りかかりましょう!
KickoffとCupsの概要

KickoffとCupsはアジア太平洋全域のベストチームが激突するVCT Pacificの頂点です。そこでは12の強豪チームが完全オフラインでMasters Seoul、Masters Valencia、Champions Austinといった世界大会への出場権を懸けて戦うのです。
CupsとKickoffは金銭的援助の対象になるという点でも重要です。出場チームは賞金プールのうちの一定割合を受け取れる可能性があるだけでなく、KickoffまたはCupsへの出場権を得たオープンチームにはイベントごとに100,000米ドルが支払われるのです。
この取り組みの目標は、パートナーチームであるかどうかにかかわらず、確かな戦績を残したチームが有意義な支援を得られるようにすることです。
また来年はKickoffとCupsが世界の3つの都市で開催されることになります!
今年のChampions Shanghaiで発表されたように、VCT Pacific 2027のKickoffはタイのバンコクで、Cup 1はフィリピンのマニラで、Cup 2は日本の東京で開催されることになるのです。
APACはいくつの地域に分けられ、それぞれの地域にはいくつのCupsへの出場スロットが与えられるのか?

Cupsへの直接的な出場権のスロットが与えられる地域は韓国、日本、タイ、インドネシア、ベトナム、東南アジアの6つです。その振り分けは以下のようになります。
南アジアとオセアニアにはLast Chance Qualifier(LCQ:ラストチャンス予選)を通じてのCups出場の道筋が与えられます。これについては後ほどご説明します。
APACはVCTの中で最も多くの地域を擁するという点がユニークです。そのため地域の構成も、各チームに複数のCups出場への道筋を与えることを意図したものとなっています。また採用されるスロット配置は、たとえ同じ地域のパートナーチームのCups出場が確定事項であっても、Cups出場のチャンスがオープンチームにも与えられるよう考慮されています。
Kickoffにおける出場権獲得とスロットの仕組みは?

Kickoff出場のスロットはCupsとは違った構成になっています。なぜならKickoffはパートナーチームのスロット獲得が保証された唯一のトーナメントだからです。
Kickoffは12のチームによるトーナメントとなります。その内訳はパートナーチーム8つとオープンチーム4つです。
オープンチームがこれの出場権を得るには、一連のオープン予選を勝ち抜き指定された地域のPlayoffに到達する必要があります。
Kickoffの上位3チームがMasters 1への出場権を得ます。
2027 Kickoff予選は今年の終盤に始まりますので、どうぞ続報をお待ちください!
各地域はどうやってCupsへの出場権を得る?

新しいVCTではたくさんのプロへの道筋が用意されています!
でもCupsへの出場権を得る唯一の方法は地域のPlayoffを通してです。
各チームはいくつかのオープン予選とプレイインの組み合わせを勝ち抜くことによって出場権を獲得できます。順番に詳しく見ていきましょう。
オープン予選
多くのオープンチームの旅路はここから始まります。
その地域のPlayoffへの出場権を得るためのオープン予選が各地域で複数行なわれます。条件を満たしていればどのチームでも参加可能です。
最初のチャレンジでうまくいかなくても心配はいりません!自分の地域の次のオープン予選に申し込んで再チャレンジすればいいのです。
私たちの意図は、各チームに出場資格獲得の機会を複数与えることです。また小規模なチームにとってはこのオープン予選が格好の練習の機会ともなり、技術を磨きランクを上げるのに役立つはずです。
プレイイン
プレイインでは地域のPlayoffへのシード権を得る上位4チームが決まります。
しかしこの4チームという数字は、その地域のチームの世界大会での活躍ぶりによって変わります!Masters SeoulかMasters Valenciaへの出場権を獲得したチームは、必ずPlayoffへのシード権を得られる上位4チームの一つに選ばれるからです。
たとえばタイの2つのチームがMasters Seoulへの出場権を獲得した場合、次のタイでのプレイインでPlayoffへの出場権を得られるのは2チームのみということになります。
ではプレイインで戦うのはどのようなチームなのでしょうか?
各チームは指定されたオープン予選を通して出場権を得ることができます。さらにKickoffかCup 1への出場権を得たチームには自動的にプレイイン1または2への出場権も与えられることになります。
でも、あるチームがプレイインを通してPlayoffへの出場権を得られなかったからといって、そのチームの希望が完全に消えるわけではありません。
そういうチームでも次のオープン予選に参加することはできるからです。新しいVCTでは、常に1つ以上のチャンスが用意されているのです!
Playoff
オープン予選またはプレイインを勝ち抜いたチームには地域のPlayoffへの出場権が与えられます。
Playoffではその地域の上位8チームがCupsへの出場権を懸けて戦うことになります。そこではどのチームも平等であり、純粋に強いチームのみが報酬を得られるのです。
なおMastersへの出場権を得たチームはそれぞれの地域のPlayoffへのダイレクトなシード権を得ることができ、オープン予選とプレイインは免除されます。このような直接的なシード権が与えられる可能性があるのは、Mastersに先立ち開催される、それに直結した地域Playoffのみです。
資格を得たチームは、Cupsへの出場権を懸けて戦うだけでなく、100,000米ドルの固定報酬の獲得をも目指して競い合うことになります。
LCQ(ラストチャンス予選)


APACにはたくさんの地域が存在しますから、たとえCupsへのダイレクトなスロットが与えられないとしても、すべてのコミュニティーに有効なプロへの道筋を与えたいと私たちは考えました。そこで導入が決まったのがPacific Last Chance Qualifier(LCQ:ラストチャンス予選)です。
Playoffの直後に開催されるPacific LCQでは8つのチームが戦うことになります。その内訳は南アジアから2チーム、オセアニアから1チーム、ベトナムのPlayoffの第2シードチーム、タイとインドネシアの第2・第3シードチームです。
Pacific LCQの優勝チームはCupsへの出場権を獲得できます。
すでにお伝えしたように、専用のKickoff LCQも毎年開催されますが、こちらは4チームのみの戦いとなります。その内訳は南アジアから2チーム、オセアニアから1チーム、そしてSEA Kickoff Playoffトーナメントの次点のチームです。
新しいVCTにおけるパートナーチームの位置づけは?
私たちは先日、Asia Pacificをリードする8つの組織がVCTの次なるパートナーチームに選ばれたというワクワクするニュースをお届けしました!来年のVCT Pacificのパートナーチームのラインナップについてはどうぞこちらをご確認ください。
これらのチームはCupsや世界大会で自分の地域を代表して戦うことになりますが、私たちのエコシステムでは、各チームを最終的には純粋にその実績で評価する方針です(そのチームがパートナーであるかどうかは無関係)。私たちの新しい評価システムにおいてはすべての試合が重要であり、各種資格を得られるかどうかは純粋に試合での戦績によって決まるのです。
パートナーチームには自動的にKickoffへの出場権が与えられますが、彼らが享受できる特権はそれ以外には何もないのです!
パートナーチームがKickoff経由でMasters 1への、あるいはManila Cup経由でMasters 2への出場権を得られなかった場合、そのチームはプレイイントーナメントに出なくてはいけなくなります。そしてもしそのトーナメントで下位の成績に甘んじた場合、他のすべてのチームと同じようにオープン予選で戦うことを余儀なくされるのです。
一方で、もし彼らのプレイインでの成績が良かった場合には、彼らはそれぞれの地域のPlayoffでブラケットの上位に配置されるという特権を得ることができます。
パートナーであるかどうかに関わりなく、Masters SeoulかMasters Valenciaへの出場権を獲得したチームはオープン予選とプレイインが免除され、次の地域Playoffにダイレクトに参加できる資格を得ることになります。
今後の予定は?
地域のKickoffオープン予選に関する情報は近日中にお知らせします!どうぞ小まめなチェックをお忘れなく。
皆さんの情熱に深く感謝申し上げるとともに、もうすぐやって来る2027シーズンを皆さんと一緒に楽しめるのを心待ちにしています!